奈良心剣道場(旧香芝心剣道場)は鹿児島県出水市出身の初代道場長池田義満先生が当時の香芝町下田において小さな町道場として創設されてから半世紀を迎えました。
池田先生が掲げられました「剣道を学び心と身体を鍛えよう」の教えに基づきこれまで活動してまいりました。平成17年に池田先生が他界され二代目道場長荒平正二先生に引き継がれ、平成26年に荒平先生が公務のため退任されたのち、池田先生に直接ご指導を受けられた樽井伸晃先生が現在道場長を引き継がれております。
奈良心剣道場(香芝心剣道場)の沿革
- 香芝心剣道場は、昭和48年に鹿児島県出水市出身の「池田義満」先生が旧・香芝町下田地区を中心に剣道の道場として創設し、20~30名の道場生で出発した。
昭和49年3月から下田西の国道165号線沿いに所在した旧「黒松メリヤス」の工場跡を道場として使用した。
稽古日は月、水、金の週3回であった。
- 昭和54年からは「黒松メリヤス」工場跡地での道場を閉鎖して、「下田(土曜日)~市総合体育館」、「関谷(月曜日)~関谷小学校」、「志都美(火曜日)~志都美小学校」及び「三和(水曜日)~三和小学校」の週4回の稽古となり、その後「真美ケ丘(金曜日)~香芝東中学校」も加わって週5回となった。
しかし、「関谷」は道場生減少等の理由で閉鎖し、新たに「旭ヶ丘(木曜日)~旭ヶ丘小学校」が加わって週5回の稽古日になる。
- 池田義満先生が、体調不良の時期は副道場長である「荒平正二」先生の他、道場創設当時からの道場生で愛弟子でもある「樽井伸晃」先生(地元・香芝市逢坂在住)が中心となり道場生の指導に当たった。
- 香芝心剣道場は、平成17年1月に「初代道場長・池田義満」先生から「二代目・荒平正二」先生《鹿児島県志布志市(級・同県曽於郡志布志町)出身》に引き継がれ、道場連盟にも加盟し各種試合、遠征及び出稽古も増すようになった。
- 平成17年2月7日、「初代道場長・池田義満」先生が死去される。
- 道場生は、小学生と5歳以上の幼児が主体であったが、荒平道場長になってからは中学生も引続き道場生として在籍している。
- また、平成17年から道場キャプテン制度を新設して、道場長が鏡開き(1月)に新6年生の中からキャプテンを任命している。
キャプテンは、道場生のまとめ役の他、週5日の稽古出席と稽古時の「国旗」掲揚を主な役目としている。
それまでは、各校区の小学生最高学年の道場生が交代で号令をかけていた。
- 平成19年に全日本剣道連盟に対し、道場名を「香芝心剣道場」から「奈良心剣道場」に改称届出し了承される。
- 平成20年4月に全日本剣道道場連盟に対し、道場名を「香芝心剣道場」から「奈良心剣道場」改称届出し了承される。
- 平成20年10月26日(日)香芝市総合体育館において、奈良心剣道場35周年記念大会を開催する。
- 平成26年4月「二代目・荒平正二」先生、公務のため退任され「三代目・樽井伸晃」先生に引き継がれる。
- 令和5年12月16(土)香芝市総合体育館において、奈良心剣道場50周年記念大会を開催する。
令和6年6月現在の稽古場所
「火曜日:香芝市総合体育館」、「水曜日:香芝中学校武道場」、「金曜日:香芝東中学校体育館」、「土曜日:旭ヶ丘小学校体育館」
以上の週4回の稽古である。